• "介護保険制度"(/)
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  1. 山陽小野田市議会 2019-03-25
    03月25日-07号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成 31年 3月定例会(第1回)平成31年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録平成31年3月25日     午前10時 開議議員定数 (22名) 現員数     (22名) 出席議員 (22名)     議 長  小 野   泰 君     副議長  矢 田 松 夫 君     議 員  伊 場   勇 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  奥   良 秀 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  水 津   治 君     議 員  杉 本 保 喜 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  恒 松 恵 子 君     議 員  中 岡 英 二 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  藤 岡 修 美 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  宮 本 政 志 君     議 員  森 山 喜 久 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)          事務局職員出席者 局     長   中 村   聡 君 主査兼庶務調査係長 島 津 克 則 君 主     任   原 川 寛 子 君 書     記   光 永 直 樹 君 書     記   小 松 美 緒 君説明のため出席した者 市     長   藤 田 剛 二 君 副  市  長   古 川 博 三 君 総 務 部 長   芳 司 修 重 君 企 画 部 長   清 水   保 君 地域振興部 長   川 地   諭 君 市 民 部 長   城 戸 信 之 君 福 祉 部 長   岩 本 良 治 君 経 済 部 長   河 合 久 雄 君 建 設 部 長   森   一 哉 君 大学推進室 長   大 谷 剛 士 君 総合事務所 長   堤   泰 秀 君 教 育 部 長   尾 山 邦 彦 君 病院事業管理者   矢 賀   健 君 病院局事務部長   堀 川 順 生 君 水道事業管理者   今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 同意第2号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論及び採決同意第2号 山陽小野田教育委員会の教育長の任命について日程第3 議案第23号の1件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第23号 山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第24号から議案第27号まで、議案第41号、議案第42号、議案第45号及び議案第49号の8件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第24号 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について議案第25号 山陽小野田市民館条例の一部を改正する条例の制定について議案第26号 山陽小野田文化会館条例の一部を改正する条例の制定について議案第27号 山陽小野田体育施設条例の一部を改正する条例の制定について議案第41号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について議案第42号 山口県市町総合事務組合の財産処分について議案第45号 山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第49号 埴生小・中学校整備事業児童棟新築 建築主体・付帯工事)請負契約の一部変更について日程第5 議案第14号から議案第16号まで、議案第19号、議案第28号から議案第34号まで、議案第37号、議案第43号、議案第44号及び平成30年議案第102号の15件について委員長報告、質疑、討論及び採決(民生福祉常任委員長報告)議案第14号 平成31年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算について議案第15号 平成31年度山陽小野田介護保険特別会計予算について議案第16号 平成31年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算について議案第19号 平成31年度山陽小野田病院事業会計予算について議案第28号 山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第29号 山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第30号 山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第31号 山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第32号 山陽小野田市放課後児       童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第33号 山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第34号 山陽小野田食育推進会議条例の制定について議案第37号 山陽小野田市民病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第43号 財産の無償譲渡について議案第44号 山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について平成30年議案第102号 山陽小野田市斎場条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第13号、議案第17号、議案第18号、議案第20号から議案第22号まで、議案第35号、議案第36号、議案第38号から議案第40号まで及び議案第48号の12件について委員長報告、質疑、討論及び採決(産業建設常任委員長報告)議案第13号 平成31年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について議案第17号 平成31年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について議案第18号 平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について議案第20号 平成31年度山陽小野田水道事業会計予算について議案第21号 平成31年度山陽小野田工業用水道事業会計予算について議案第22号 平成31年度山陽小野田下水道事業会計予算について議案第35号 山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について議案第36号 山陽小野田市下水道条例の一部を改正する条例の制定について議案第38号 山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について議案第39号 山陽小野田工業用水道給水条例の一部を改正する条例の制定について議案第40号 山陽小野田水道局布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第48号 平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)について日程第7 議案第12号、議案第46号及び議案第47号の3件について委員長報告、質疑、討論及び採決(一般会計予算決算常任委員長報告)議案第12号 平成31年度山陽小野田一般会計予算について議案第46号 平成30年度山陽小野田一般会計補正予算(第10回)について議案第47号 平成31年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)について日程第8 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会──────────── ○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名で会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において松尾議員、宮本議員を指名いたします。──────────── △日程第2同意第2号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第2、同意第2号山陽小野田教育委員会の教育長の任命についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。(市長登壇) ◎市長(藤田剛二君) 皆様、おはようございます。 それでは、ただいま上程されました、同意第2号山陽小野田教育委員会の教育長の任命について御説明いたします。 現在、欠員となっております教育長に、長谷川裕氏を任命するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。 長谷川氏は、昭和59年に山口市立潟上中学校に勤務され、これまで山口大学教育学部准教授岩国市立通津小学校長美祢市立秋吉小学校長、美祢市教育委員会学校教育課長高千帆小学校長を歴任され、教育において幅広い知識と経験を有しておられ、教育長として適任であると確信しております。 なお、任期は、前任者の残任期間で平成32年6月8日までとなります。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。(市長降壇) ○議長(小野泰君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、同意第2号について採決いたします。本件は、これに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。 ここで、ただいま教育長に同意いたしました、長谷川裕氏から御挨拶を受けたいと思います。御入場ください。(長谷川裕君入場) ◎教育長(長谷川裕君) このたび教育長を拝命いたします長谷川裕と申します。今この議場に立ち、教育長になることの責任の重さを痛感し、気が引き締まる思いでおります。前任の宮内教育長の残された任期を、誠実に責任を持って努めてまいります。どうかよろしくお願いいたします。 私も山陽小野田市民の一人として、市民憲章にもございますが、この山陽小野田市を愛し、このまちが活力と元気あふれるまちになるように、自分が、自分に何ができるか、しっかりと考え、教育行政のかじ取りをし、しっかり汗を流してまいりたいというふうに考えております。 議員の皆様におかれましても、大所高所から御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶にかえさせていただきます。これからお世話になります。どうかよろしくお願いいたします。(長谷川裕君退場)──────────── △日程第3議案第23号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第3、議案第23号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 地方公務員法第117条の規定により、農地利用最適化推進委員であります水津議員の退席を求めます。(水津 治君退場) ○議長(小野泰君) 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) おはようございます。3月定例会において本委員会に付託されました1議案について、3月7日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしました。その内容を報告いたします。 議案第23号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、芸術顧問の廃止と、農業委員及び農地利用最適化推進委員に対して能率給を支給するための改正です。 審査で明らかになったことは、芸術顧問は非常勤の特別職ということで地方公務員法の適用でしたが、アドバイザー制度については報償費で払うので要綱を設置して対応していくということ、また芸術顧問については今後も本市の芸術・文化の振興に対し、芸術文化アドバイザーとして協力を得ていくということです。 また、アドバイザーについては4人から5人、報酬は相談したごとに支払い、1回1万円で100回を予定しているということです。 次に、平成28年4月に農業委員会等に関する法律が改正され、農地等の利用の最適化を行うことが明確化され、農業委員及び農地利用最適化推進委員の行う農地の集積・集約化や遊休農地の発生防止、解消をする活動に対して農地利用最適化交付金事業が創設されました。その活動実績及び成果実績に応じて県から交付金を受け、その全額を活動に対する能率給として支給しようとするものです。 能率給の上限額は55万7,333円ですが、本市の現状で算定しますと31万5,000円程度になるということでした。そして、この能率給は現行の報酬とは別に国の定める基準に基づき算定をされ、年度末に一括して支給されるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。よろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたしますが、芸術文化アドバイザーという方々にアドバイスを受けるということなんですが、単にアドバイスを受けるだけでは物事は進まないというふうに思います。実際には手とり足とりのさまざまな指導、そういったことも伴うのではないか。 つい先日、元かるたクイーンによる競技の御披露というのもあったようですが、そういったことは単なるアドバイスではないというふうに思うんですが、そういった方々に対する任命、これはもう固定の方に、こういう人に委嘱しようというふうな形でされるのか。それとも、その都度、適任者を選任していくのか、その点はいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長
    総務文教常任委員長(河野朋子君) このアドバイザーにつきましては、今回のこの条例が可決した後に正式にということにはなると思いますが、現時点で四、五人程度を想定しているということでしたので、ある程度固定的な方を四、五人程度、今後委嘱することになるのかなというふうには審査の中で感じましたけれども。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。(水津 治君入場)──────────── △日程第4議案第24号~第27号・第       41号・第42号・第45号・      第49号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第4、議案第24号社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第27号山陽小野田体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてまで、議案第41号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について、議案第42号山口県市町総合事務組合の財産処分について、議案第45号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第49号埴生小・中学校整備事業児童棟新築 建築主体・付帯工事)請負契約の一部変更についての議案8件を一括議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 引き続き失礼いたします。3月定例会において付託されました8議案について報告をいたします。 議案第24号社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてです。 その概要は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源の確保を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律、この施行により、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が現在の8%から10%に引き上げられることに伴い、山陽小野田厚狭地区複合施設条例のほか25の条例について、消費税及び地方消費税の引き上げに伴う増加分、これを使用料等の額に転嫁するため所要の改正を行うというものです。 この審査で明らかになったことは、10円未満の端数処理は基本的には切り捨てて計算をしているということ、また今後10月1日からの消費税増税が延期または中止になった場合には、この議案第24号の条例を改める条例、これを整備していくということ、そして今後、市民へはできる限りの周知を図っていくということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第25号山陽小野田市民館条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることに伴う使用料の見直しと、会議室等について1時間当たりの単価を導入し、エレベーターの設置に伴い面積が減少する第2講義室については使用料の改正を行うということ、さらに器具使用料は削除及び追加を行うというものです。 審査で明らかになったことは、今回は市民にとって非常に使いやすいという観点から1時間単位に改正したということ、また使用時間区分帯、これが文化会館と統一されていない点については、どのような形が使いやすいのかということを今後検討して、改正が必要であれば改正をしていくものという答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号山陽小野田文化会館条例の一部を改正する条例の制定についてです。 この概要は、消費税率が8%から10%へ引き上げられることに伴う使用料の見直しと、研修室及びスタジオについて1時間当たりの単価を導入するものです。 審査で明らかになったことは、住民の利便性の向上と施設利用稼働率の向上を目的として1時間当たりの単価を導入したということ、また使用料単価は現行の午前・午後及び夜間の区分単価をそれぞれの時間数で割った数値の平均額としているということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第27号山陽小野田体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、消費税率が8%から10%へ引き上げられることに伴う使用料の見直しと、山陽小野田市民体育館の会議室について1時間当たりの単価を導入するものです。 審査で明らかになったことは、住民の利便性の向上と施設利用稼働率の向上を目的として1時間当たりの単価を導入したということ、使用者の中に市内の人がいても申込者の所在で料金の設定をしているので、申込者が市外であれば使用料金は5割増しや3倍になるということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更についてです。 概要は、山口県市町総合事務組合において組合規約の変更が必要となったため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。 審査で明らかになったことですが、平成31年3月31日限りで養護老人ホーム秋楽園が解散することに伴い、同事務組合から脱退するということ、また平成31年4月1日から公平委員会の設置及び公平委員会の権限に関する事務を共同する団体に光市及び光地区消防組合が加わるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第42号山口県市町総合事務組合の財産処分についてです。 概要は、養護老人ホーム秋楽園が同事務組合の退職手当支給事務を共同処理する団体から離脱することに伴う財産処分について、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。 審査で明らかになったことは、離脱する組合が納付した負担金の額と離脱する組合の職員に支給した退職手当の額に、山口県市町総合事務組合負担金条例施行規則第6条に規定する額を加算した額、この差額を還付または徴収する。またこれに伴う本市の財政負担はないということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第45号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、長時間労働の是正のための措置として、地方公務員についても超過勤務命令を行うことができる上限を規則で定めるものです。 審査で明らかになったことは、国の基準は原則として、1カ月に45時間かつ1年に360時間以内の範囲と定め、特殊な業務等については1カ月に100時間未満、1年に720時間未満となっていますが、山陽小野田市はどうするかについて今後検討していくということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第49号埴生小・中学校整備事業児童棟新築 建築主体・付帯工事)請負契約の一部変更についてです。 その概要は、基礎の工事を進める過程で一部のくいで長短が生じ、くいの長さが増加したこと等により、請負金額を変更するものです。 審査で明らかになったことは、契約金額6億5,772万円を6億6,216万9,600円とするもので、設計上想定していた315本のくいの総延長が1,819.8メートルで、実際に施工したところ1,853.5メートルとなり、その差が33.7メートルとなったということです。これは他の場所でつくったくいを持ってきて施工するのではなく、軟弱な土を良質な土に改良するセメント系固化材と現地の土を撹拌して現場でつくる工法であるということで、現場には工事監理者が常駐してデータを確認しながら、くいが支持層に達したかどうかを確認し、地盤改良をして強度を満たしているかどうかは、計算ではなくサンプルを抜いて圧縮試験をしたということでした。 そして、この土地の建設汚泥の追加、これが180立方メートルになったということで、これは産業廃棄物であり、今回のこの予算増額に処分代が含まれているということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。議員各位の慎重審議のほどよろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第24号社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今回のこの議案の改正は、市民が使う多くの公共施設の料金引き上げという形になるわけですが、このことが市民サービスへの低下につながるのではないかと。このように思うわけですが、そういった指摘や議論についてはされているでしょうか、お答えください。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今言われますように、今回は消費税増税にかかわる使用料金が少し上がっていくというような条例でしたけれども、それが直接市民のサービスの低下にというような、そういった議論は委員会の中ではなされておりませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 10円未満の端数処理は基本的には切り捨てて計算しているというふうに言われますが、この中を見ていきますと例えば、福祉センターの浴場使用料──入浴料、これが現在100円のものが110円となっているんですが、これはどういった原則に基づいて計算されたんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回の条例は多岐にわたっていましたので、一つ一つについて細かくこの数字をチェックするということまでには至っておりませんが、中でも数字が前回と変わっていないではないかとか、上がり幅が違うんじゃないかと、そういった指摘はもちろんありました。 そもそも、原価をもとにして1.08を掛け、あるいは今回また原価に1.10を掛けるというようなことになりますので、端数処理をした場合にほとんど変わらなかったり、数字が同じようには上がっていないというような指摘はあったんですが、今言われるような福祉センターの件について具体的に質疑は出ておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第24号消費税法改正に伴う関係条例の整備に関する条例、正式には社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、反対討論を行います。 本議案は、ことし10月に予定されている消費税率引き上げに伴う、市民が使用する各種公共施設の使用料を引き上げようとするものであります。 本議案は厚狭複合施設利用料に始まり、多くのお年寄りなどが楽しみにしておられる福祉センターの浴室利用料に及び、ワンコインから2%分以上の利用料引き上げが提案されています。そのほか、23条例の消費税率引き上げを理由に市民の使用料金引き上げが提案をされているところであります。 消費税引き上げに伴う料金などの引き上げは水道料金などにもあらわれ、市民の暮らしに密着する料金引き上げ、市民への負担押しつけに関する議案は、15もの議案に及んでおります。 今回の消費税率引き上げは、政府が「消費が持ち直している」と判断したことを理由として税率アップの根拠としています。しかし、総務省の家計調査によれば、一般家庭の消費支出は5年連続でマイナスとなっています。一番深刻なのが、前回の消費税率アップから一貫して消費の低迷が続いていることであります。 前回の消費税率引き上げの駆け込み消費が起きる前の2013年の家計消費額が364万円で2018年は339万円と年額25万円も落ち込んでいるのです。一般家庭で月2万円にも上る節約は大変な苦労となるわけであります。一般家庭が財布のひもを引き締めているときに消費税の引き上げは、暮らしも経済も大打撃となってしまいます。 特に、藤田市長も認めたように、本市は低所得階層の家庭が多く、消費税増税は大きな打撃となります。こういった深刻な暮らしへの打撃が予想される中、本議案は市民に大きな負担を押しつけることになります。本市が徴収する全ての手数料に2%上乗せすることは市民の負担がふえ、公共施設利用に手控えが予想されます。これは市民サービスの後退につながるのではないでしょうか。市民の暮らしを第一に考えるならば、市民の暮らしを応援する施策をもっと強化することが必要となります。 残念ながら本議案は、市民の暮らしに目を向けていないばかりか、市民サービスの後退という本市の意義そのものが問われることになります。消費税率引き上げを市民にそのまま押しつけることに強く反対を表明し、本議案の反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより、議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第25号山陽小野田市民館条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。吉永議員。 ◆議員(吉永美子君) 本会議場において第26号のときに質疑したわけですが、この委員長報告概要の中に市民館の中で出てきましたので、質疑をさせていただきたいと存じます。 本会議場におきまして、この文化会館のみが1時間あけているということについては旧山陽町の名残ではないかということを申し上げましたが、論点または質疑によって明らかになった事項というところで、使用時間区分帯が文化会館と統一されていない点については、どのような形が使いやすいのかということを今後検討して、改正が必要であれば改正していくといった御報告があったわけですが、ということは、合併して14年、これまで一切この時間区分についての差については全く検討していなかったという執行部からの答弁でしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) これまでそういった検討があったかなかったかということについては、直接的な答弁はいただいておりませんが、本会議場で吉永議員からもありましたように、文化会館の使用時間区分帯が市民館と違うことについて指摘がありました。 委員会の中では「むしろ、その1時間の空白の部分、そこの部分が必要ではないか」といったちょっと論点が違うところからの質疑があり、そしてそれを聞いて執行部としては「本当にどういった使い方が市民にとって一番使いやすのかということを改めてもう一度検討する」ということでしたので、御指摘の点はそういった考え方もありましょうが、一方ではそういった1時間猶予をつくるということのほうが使いやすいのではないかといった指摘もありましたので、それも踏まえて今後検討して最終的には統一されていくとは思いますが、そういった議論があったことを報告いたしました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに。吉永議員。 ◆議員(吉永美子君) ということは、その1時間、現実には2割取りますので無料ではないんですが、1時間置いたほうがかえって使いやすいのではないかという議論も、これまでもしてこなかったということでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) これまでこういった使用料についての議案というものは委員会の中ではありませんでしたので、今回これをきっかけとして──消費税がきっかけとはいえ、こういった使用料の見直しが出たことによってこういう議論が起こったということは、むしろよかったと思いますので、これを機会にしっかりとどういった使い方がよいのか見直しがされるというふうには思っております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第25号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第26号山陽小野田文化会館条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第26号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第27号山陽小野田体育施設条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第27号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第41号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第41号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第42号山口県市町総合事務組合の財産処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第42号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第45号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほど報告の中で、特殊な業務等についてというふうに説明されましたが、特殊な業務等はどういったものが挙げられるのか、お答えください。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 委員会の審査の中で、その特殊な業務についての具体的な説明はありませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 次に、その特殊な業務については1カ月に100時間未満、1年に720時間未満というふうに規定がされておるわけですが、これは考え方によれば99時間59分を7カ月間は連続して行えるということになるんですが、そういった点で問題があるのではないかと思うんですが、委員会ではそのような審議をされているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回の改正につきましては、そういった規則を定めることができるように改正するというところのものであって、具体的には今後、山陽小野田市ではどのようにしていくかということについては──国の基準は先ほど報告の中で申し上げたような数字ですが、これから具体的にそういったことを規則で定めるということですので、その中身について今回は審査の中ではしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ぜひ今後の検討の際には、この連続勤務についてもきちんと歯どめをかけていく、そしてそれを総務委員会としてもしっかりとこれを監視していただきたいと。そうしないと、山陽小野田市の職員から無残なことが起きはしないかという心配があるんですが、今後の総務委員会としてのあり方について何か議論されていればお答えください。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 先ほど言いましたように、規則については今後新たに決めるということですので、委員の中からも新たに決めるということなので、今後わかれば明らかにしてほしいというような指摘があったというところにとどまっております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第45号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第49号埴生小・中学校整備事業児童棟新築 建築主体・付帯工事)請負契約の一部変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この請負契約の一部変更について、当然、工事内容の変更が出てくるわけですが、工事の全体の進捗状況、完成時期等についてスケジュールの変更があるのかどうなのか、その点はいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回のこの議案の中で、工事の進捗状況あるいは変更があるかどうかといったことについては、特段説明はありませんでしたので、特に変更なく粛々と進められているというふうに理解はしておりました。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第49号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第5議案第14号~第16号・第19号・第28号~第34号・第37号・第43号・第44号・平成30年議案第102号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第5、議案第14号平成31年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてから議案第16号平成31年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についてまで、議案第19号平成31年度山陽小野田病院事業会計予算について、議案第28号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第34号山陽小野田食育推進会議条例の制定についてまで、議案第37号山陽小野田市民病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第43号財産の無償譲渡について、議案第44号山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について及び平成30年議案第102号山陽小野田市斎場条例の一部を改正する条例の制定についての議案15件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。吉永委員長。(吉永美子君登壇) ◎民生福祉常任委員長(吉永美子君) おはようございます。民生福祉常任委員会の吉永です。当委員会では、本会議において議長より付託されました議案14件及び12月議会で継続審査としておりました議案1件について、3月7日、11日及び13日、委員全員出席のもと慎重審査いたしましたので、その概要と審査の中で明らかになった事項及び結果について、ここに御報告申し上げます。 初めに、議案第14号平成31年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてでございます。 まず、概要についてです。平成31年度は国保制度改革、県広域化後2年目の予算で歳入歳出とも75億2,696万4,000円となり、前年度当初予算比9.9%、6億8,028万2,000円の増額となっております。 そして、国民健康保険の運営について、2つの視点が明らかにされました。 1つ目は、国民健康保険財政健全運営です。県に納付する事業費納付金が増額になることが想定されますが、保険料が大幅に値上げすることがないよう、財政規律を堅持する中で保有する基金を計画的かつ有効に活用するとのことです。 2つ目は、健康事業の推進です。大局的に社会的コストを従来の生活習慣病の治療から予防・健康づくりへシフトさせて、医療費の適正化を図りながら被保険者の方の健康寿命延伸に努めたいとの市の考えが示されました。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 歳出1款3項1目運営協議会費について、委員14名のうち報酬支払対象者12名分を計上しています。平成29年度と30年度は県広域化に関し、年3回開催しましたが、平成31年度は従来の年2回となります。 2款保険給付費については、それぞれ平成30年度の1人当たり医療費見込みと平成31年度被保険者数及び県が試算した1人当たり医療費伸び率見込み1.045を乗じた金額です。 5款保健事業費1項1目疾病予防費には、新規事業の糖尿病性腎症重症化予防事業と脳ドック検診補助金を計上しています。また、予算の計上はありませんが、新たに協会けんぽ山口支部と健康づくりの推進に向けた包括的連携協定を締結します。 5款2項1目特定健康診査等事業費は、対前年度587万2,000円増額の4,913万6,000円で、増額となった主な要因は、13節委託料の特定健診委託料において自己負担金を無料化にしたことによるもので、全額県補助金です。特定健診の集団健診の実施回数について、平成31年度は従来の14回から2回ふやし、16回実施します。 歳入7款2項1目国民健康保険基金繰入金は、必要となる保険料と今年度同率で試算した保険料との差額分2億3,782万1,000円を計上し、基金残高は9億846万9,883円となります。 討論では、賛成討論がありました。その内容は、「資格証明書について面談を条件とすることが盛り込まれていることや、保険料に対しても低減に対する努力が行われてきたこと、ジェネリック医薬品の使用率についても非常に高く、努力の跡が見てとれるためで、できれば滞納世帯に対するきめ細やかな対応をしていただくよう主張する」というものです。 討論を終わり、採決の結果、議案第14号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号平成31年度山陽小野田介護保険特別会計予算についてでございます。 まず概要については、第7期介護保険事業計画の2年度目に当たる平成31年度の予算総額は歳入歳出とも64億9,969万5,000円で、前年度当初予算比2.1%、1億3,448万3,000円の増額です。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。歳出1款の介護認定審査会の構成委員は医師10名、歯科医師4名、薬剤師4名、作業療法士2名、理学療法士2名、看護師1名、介護職員17名で、報酬は一律1万7,460円です。 介護認定審査について、申請から結果が出るまで最短で1カ月となっています。歳出3款で住民運営通いの場、いきいき百歳体操は、現在68カ所で、毎年計画値では9カ所ずつふやし、2025年に121カ所を目標としています。 介護支援ボランティア活動事業については、ことしの登録者数の見込みは180人です。安心ナースホン委託料については385名分で、利用者数は平成31年1月末で330人となっています。見守りネットさんようおのだの登録者は3月7日現在724名で、メール配信の平成30年度実績見込みは5件です。認知症カフェ事業は小野田地区4カ所に委託しています。 保険料未納額は2月末で1,861万1,819円となっております。本年度、督促状を送付した件数が2,677件で、催告状の総件数が575件となっております。 討論では反対討論がありました。その内容は「スタート当初から見ると保険料が今や5,500円と非常に高くなってきて、お年寄りの負担がふえているが負担も低く、特別な軽減措置を行うまでの制度として至っていない」というものです。 討論を終わり、採決の結果、議案第15号は賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号平成31年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 後期高齢者医療は2年を1期として制度の見直しを行っており、平成31年度は第6期歳入歳出とも10億5,785万4,000円で、前年度当初予算比3.7%、4,117万6,000円の減額という概要であります。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。保険料率について、平成31年度は平成30年度と同じで所得割率が10.28%、均等割額が5万2,444円、1人当たり保険料は軽減前が9万7,122円、軽減後は7万1,702円です。保険料賦課限度額についても、平成31年度は平成30年度と同額の62万円です。保険料軽減の変更については2点です。1点目は、均等割軽減となる所得の基準については9割軽減、8.5割軽減ともに所得基準の変更はありませんが、平成30年度において日割り軽減の対象となる方の軽減割合が国の制度改正に伴い、平成31年度は8割軽減、5割軽減、2割軽減の取得基準については、国保の基準と同様に変更するものです。 2点目は、旧被用者保険の被扶養者に対する特例軽減については、加入前は保険料負担がなかったことに鑑み、特に配慮した軽減措置が行われ、平成31年度は平成30年度と同じ5割軽減となりますが、国の制度改正に伴い、資格取得後2年を経過する月までの間に限られるものです。 被保険者数は県全体と同様で増加傾向にあり、1月末現在で前年比159人増の1万727人です。特別徴収と普通徴収の人数割合は、平成30年度は賦課人数が1万700人で、うち特別徴収が8,460人、普通徴収が2,240人となっております。 討論では反対討論がありました。その内容は、「この後期高齢者医療制度については、そもそも年齢によって保険制度が変わるというのは、世界的に見ても異常な事態だと以前から指摘をしており、この制度は廃止をすべき」というものであります。 討論を終わり、採決の結果、議案第16号は賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号平成31年度山陽小野田病院事業会計予算についてでございます。 まず、概要についてです。業務予定量は入院患者を昨年度比3人減の1日平均183人、延べ患者数を昨年度比912人減の6万6,978人とし、外来患者を昨年度比5人増の1日平均416人、延べ患者数を昨年度比28人減の10万256人と予定しております。 収益的収支については、収益的収入の総額を昨年度比6,738万6,000円増の43億6,590万7,000円、収益的支出の総額を昨年度比998万7,000円増の44億6,399万3,000円としております。資本的収支については、資本的収入は昨年度比2,118万1,000円増の1億7,693万2,000円、資本的支出は昨年度比3,040万8,000円増の5億5,476万2,000円で、不足額3億7,783万円は内部留保資金等で補填します。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。外来患者については、一日平均患者数がふえているにもかかわらず、延べ患者数が減っているのは天皇即位に伴う10連休の影響で、平成31年度の外来診療日が昨年度と比べ3日減の241日となったためです。病床稼働率は85.1%で、平均在院日数は現在のところは16日前後であります。産科で最新の4Dのエコーを購入することによって、産科患者数増が見込めるとの考えが示されました。 各個室の目標稼働率については、1,500円の部屋を93%、3,300円の部屋を94%、4,000円の部屋を90%、5,000円の部屋を88%、8,000円の部屋を65%とし、それぞれ平成29年、30年度を参考に設定しています。全体としては88%の計画です。 本市の検診受診率が低いことから、市民病院がそれにどのようにかかわっていけるか、市民に提示する必要があるため検討し直し、結論づける考えです。 一時借入金残高については、3月7日時点で1億円です。3月1日に山口銀行と財政融資資金に企業債の返還があったため、2月末に借りたもので利子は地方公共団体向け短期市場金利で1.475%となっております。 質疑は終わり、討論はなく、議案第19号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、県からの権限移譲事務のうち、長期優良住宅建築等計画認定申請手数料及び理容所検査手数料等について、消費税及び地方消費税率の引き上げに伴い、県の手数料が改正されるため、本市においても県と同額の手数料を定めるよう、所要の改正を行うものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。理容所検査手数料等については、それぞれ10円から20円の増額となるもので、検査は年間平均7件から8件で影響額はほとんどないとの市の考えが示されました。 長期優良住宅建築等計画認定に関する申請は年間70件程度ありますが、近年、今回の手数料改正で増額となる部分に該当する申請の実績はなく、平成31年度の予算への影響額が少ないとの市の考えが示されました。 質疑を終わり、反対討論がありました。その内容は、「消費税に伴う料金の値上げということで反対をする」というものです。討論を終わり、採決の結果、議案第28号は賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、平成31年10月から消費税率が10%に引き上げられることに伴い、低所得者の保険料負担の軽減を行うための所要の改正を行うものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。消費税率が10%に引き上げられたときに現在の第1段階の軽減率をさらに強化するとともに、第2段階及び第3段階に属する方を加えた市民税非課税世帯全体を対象とすることが予定されていたので、これを実施するものであります。 年間の保険料については、第1段階が3万3,000円を2万4,750円、第2段階が4万6,200円を3万7,950円、第3段階が4万9,500円を4万7,850円にそれぞれ軽減します。対象者数見込みは全体で7,290人です。公費負担は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1で、本市の負担は1,236万7,100円の見込みです。 国の平成31年度予算の成立及び政令改正を待って施行する必要があるため、施行日は公布の日から起算して3カ月を超えない範囲内で規則に委任いたします。 質疑が終わり、討論もなく、議案第29号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部が改正されたことに伴い、関係規定の整合を図るため、本条例の一部を改正するものです。 改正は3点です。1点目は、貸付利率を3%から3%以内で条例で定める率とされたことにより、条例中の3%を1%とするものです。2点目は、災害援護資金の償還方法に月賦償還を追加されたことにより、条例中の償還方法に月賦償還を加えるものです。3点目は、保証人が削除されたことに伴い、条例中の保証人を削り、第12条を第11条に改めるものです。 施行期日は法律及び施行令の施行日と同様の平成31年4月1日とし、施行前に生じた災害において被害を受けた世帯については、従来の例によることとするものです。 貸付対象者は大規模災害等において、負傷または住居の全壊や半壊、家財の損害を受けた方です。また、県内において1以上の市町村が災害を受けた場合に、県内他市町村でも適用となります。 質疑を終わり、討論はなく、議案第30号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、児童福祉法の規定に基づき、家庭的保育事業等の設備及び運営に関しては、基準省令に従い、または参酌して条例を定めることとされており、基準省令のうち、従うべき基準について改正がされたため、本条例の一部を改正するものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。改正は4点です。1点目は、代替保育の提供先の緩和です。連携業務のうち、代替保育の提供について、小規模保育所を連携施設とすることを可能とするものです。2点目は、食事の外部搬入の容認範囲の拡大です。食事は自園調理が原則でありますが、適切な食育計画の策定や栄養士による指導が受けられる体制にあるなど、一定の条件を満たす場合には市が認める事業者からの外部搬入を可能とするものです。3点目は、食事の提供に係る経過措置の延長です。調理設備の設置や調理員の配置などの規定について、経過措置を5年から10年に延長するものです。4点目は、職員の資格の追加です。保育士数の算定に当たって、保育士または看護師を1人に限り保育士とみなすことができますが、これに准看護師を追加し、保育士不足を緩和するものです。施行日は平成31年4月1日となっております。対象は、小規模保育事業所2カ所で、改正による影響はありません。 質疑を終わり、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号山陽小野田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、児童福祉法の規定に基づき、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準省令のうち、従うべき基準である事業に従事するものについて改正がされたため、本条例を改正するものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。平成31年4月1日から専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として、専門職大学の制度が設定されます。この専門職大学は前期・後期に課程を区分することができるとされており、前期課程の修了者は短期大学卒業者と同等とみなされることから、放課後児童支援員の基礎資格を有する者として、本条例に専門職大学の前期課程を修了したものを加えるものです。施行日は、平成31年4月1日となっております。 放課後児童支援員は、1支援単位に2名以上配置しないといけませんが、そのうち1名は補助員でよいこととなっており、社会福祉協議会に委託している事業所においては約6割が保育士、または幼稚園教諭の資格を有している者で、約4割が補助員として保育士等の資格はない職員が配置されております。支援員賃金単価については、来年度から各事業所で設定となります。 質疑を終わり、反対討論がありました。その内容は、「歯どめとして保育士もしくは教員ということをぜひ守っていただきたいという思いを込めて反対する」というものです。 討論を終わり、採決の結果、議案第32号は賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要についてです。国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が平成31年4月1日から施行されるのに伴い、所要の改正を行うもので、改正内容は保険料の賦課限度額引き上げと保険料軽減判定基準の緩和です。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。保険料の賦課限度額引き上げについては、国は、医療保険料に関する負担の公平性を確保するため、被用者保険との開きのある国保における賦課限度額超過世帯の占める割合を引き下げようと限度額を段階的に引き上げています。 平成31年度は基礎賦課分について3万円引き上げるもので、改正に伴う影響額は平成30年度当初賦課ベースで9世帯、約257万円の増額です。保険料、軽減判定基準の緩和については、物価上昇を見込み、低所得者の負担に配慮し、軽減判定基準を緩和するものです。軽減判定基準は近年の物価上昇を受け、平成26年度から連続で引き上げられており、改正に伴う影響額は平成30年度当初賦課ベースで65世帯、約149万円の減額です。質疑を終わり、討論はなく、議案第33号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号山陽小野田食育推進会議条例の制定についてでございます。 まず、概要については、食育基本法第33条第1項の規定に基づき、山陽小野田市食育推進会議を設置し、その組織及び運営について必要な事項を定めるものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。本市における食育の推進に関して市食育推進計画の作成及びその実施を推進していくために設置するものです。食育推進会議委員は15名以内で農林水産や環境リサイクル、保育園、幼稚園、学校、食育関連企業や地区組織のそれぞれの関係者、学識経験者などからなります。 環境リサイクル関係者については、食育ロス削減を目指した運動の展開に取り組んでいく上での見地を持つ方を想定しています。農林水産関係については、実際に農業や漁業に携わる方の専門的な見地から意見をもらいたいとの市の考えが示されました。 委員の構成については、第二次食育推進計画に掲げる重点課題から他機関、他分野での審議が必要となることによるものです。委員の任期は2年間で、会議の開催は年2回を想定しています。条例の施行日は平成31年4月1日となっております。 県内では、下関市、宇部市、下松市、岩国市、周南市が設置していますが、全て条例ではなく、要綱による設置です。 質疑が終わり、討論はなく、議案第34号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号山陽小野田市民病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、概要については、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることに伴い、市民病院の使用料及び手数料について所要の改正を行うものです。 次に、審査の中で明らかになった事項については、180日超えの長期入院選定療養費該当者は、平成29年度が1名、30年度が2名です。 質疑が終わり、反対討論がありました。その内容は、「消費税の引き上げは市民に対する大きな負担である」というものです。 討論を終わり、採決の結果、議案第37号は賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第43号財産の無償譲渡についてでございます。 まず、概要については、旧小野田保健センターを一般社団法人小野田医師会に無償譲渡することについて議会の議決を求めるものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。財産を譲渡する理由は3点です。1点目は、現状のまま市が保有を続けることにより市の経費の負担が続くこと、2点目は、民間等に譲渡し再活用することで経費削減につながるだけでなく、固定資産税等の新たな収入を生み、市に財政的なメリットがあること、3点目は、有償貸し付けを選択しても譲渡と比較して財政的なメリットは少ないことです。 財産の譲渡に係る方向性は3点です。1点目は、旧小野田保健センターの同敷地内の環境及び近接した位置に市民病院があることから、本市の保健医療の拠点としてその充実に資するものであること、2点目は、隣接する急患診療所の業務に支障を生じさせないものであり、また急患診療所業務の円滑な遂行のための緊急的、一時的な使用が可能であること、3点目は、譲渡する財産は建物のみとし、土地については有償貸し付けとすることです。 譲渡先の選定については、一般公募は行わないものとし、方向性を全て満たす団体として、かねてより旧小野田保健センター建屋の活用について要望のあった小野田医師会を譲渡先として選定しています。小野田医師会からは厚狭郡医師会との合併後の新医師会の事務局等として活用したいとの要望が出ております。 無償譲渡とする理由は2点です。1点目は、施設整備費補助金741万7,680円が適正化法により返還が不要となることなど、有償譲渡の場合と比較して市にとって財政的なメリットが大きいと推定されること、2点目は、医療環境が厳しさをます状況下にあって、本市の地域医療のみならず、保健、福祉、教育分野において医師会とより強固な協力関係を構築できることです。 無償譲渡の日は水道、電気の分離工事等が終了してからと考えており、平成31年6月1日としています。小野田医師会と厚狭郡医師会が平成31年4月合併予定で、対等合併ではありますが形式的には吸収合併の方式をとり、小野田医師会の権利等は全て新医師会山陽小野田医師会に継承されるとのことです。 譲渡後の建物には新医師会の事務局だけでなく、薬剤師会の事務局、将来的には歯科医師会の事務局も同じ場所に置く構想です。事務局は1カ所に集約され、24時間体制の訪問看護ステーションもあることから、在宅医療介護連携の拠点になるとの市の考えが示されました。 また、駐車場スペースは市の行政財産なので急患診療所の駐車の妨げにならないよう、万全を期すとの市の考えが示されました。 質疑を終わり、討論はなく、議案第43号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についてでございます。 まず概要については、小野田本山郵便局及び小野田有帆郵便局において住民票の写し等証明書の発行業務を取り扱っておりますが、取扱期間が平成31年3月31日で満了するため、期間を延長し、指定することについて議会の議決を求めるものです。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。延長後の事務の取り扱い期間は平成31年4月1日から平成33年3月31日までの2年間です。取り扱う証明書の種類はこれまでと同じく、戸籍謄抄本、戸籍記載事項証明書、住民票の写し、住民票記載事項証明、戸籍の附票、印鑑登録証明書で第三者への交付は不可となっています。市から郵便局に支払う手数料は1通当たり160円と消費税を加えたものです。本山郵便局の利用者が減少している直接的な理由は不明ですが、相談がある場合は市役所や支所を利用しているのではとの市の考えが示されました。 証明書のコンビニ交付開始後の方向性については、今後の状況を見ながら判断するとの市の考えが示されました。また、簡易郵便局での対応については調査が必要とのことです。 質疑は終わり、討論はなく、議案第44号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、平成30年議案第102号山陽小野田市斎場条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず概要についてです。斎場の名称及び位置の変更、販売行為等の禁止に関する条の削除、業務取扱時間等及び使用料の変更を行うための一部改正で、供用開始日は平成31年7月1日です。 平成30年12月議会において審査し、委員間で議論をしましたが、特に使用料のあり方について議論が集中し、さらなる調査が必要と捉え、継続審査としていたものです。 その後、閉会中に委員会を開催した際には、議会報告会で出た市民の意見について議論したり、県内他市の状況を調査をするなど、さまざまな角度から審査や議論を重ねました。議論を重ねる中で、待合個室の使用料を検討してはとの意見が新たに出てきたため、待合室料の算定を執行部に求めましたが、もともと待合個室の使用料を徴収する設定で建設していないこともあり、根拠となる料金の提示が困難なことから、公民館等の公共用施設の会議室等の使用料の基準に基づき試算した結果、1時間当たり、1部屋135円となり、斎場は通常2時間ぐらいの利用を考えれば、約270円との報告がありました。 その後、副委員長より修正案が提出をされました。その内容は、使用料を規定する第8条別表の本市住民の死体等を火葬する場合、12歳以上5,000円を2,000円に、12未満3,500円を1,400円に、死産児2,500円を1,000円に、胞衣または身体の一部1,000円を400円に、その他12歳以上3万5,000円を3万円に、12歳未満、2万5,000円を2万1,000円に、死産児1万8,000円を1万5,000円に、胞衣または身体の一部7,000円を6,000円にそれぞれ修正するものです。 修正案については、賛成討論が2件ありました。1件の内容は、「市民の声や議員との議論の中で出された結果だと思っているが、これについては、火葬場の状況とか見ていただいて本当に適正な額はどこにあるのかを探っていただきたいという思いはあるが、今回、この修正案については賛成したい」というもの。 もう1件は、「火葬は基本的には公の仕事だと思っているし、行政の仕事じゃないかというのが頭にあるが、火葬場はぜひとも必要な施設なので、今回は賛成としたい」というものであります。 修正部分を除く原案については討論はありませんでした。討論を終わり、採決の結果、修正案については全員賛成で可決すべきものと決しました。また、修正部分を除く原案についても、全員賛成で可決すべきものと決しました。 なお、これまでの委員の意見や討論を踏まえ、使用料のあり方については今後も検討が必要と捉えております。 以上で、民生福祉常任委員会の御報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願い申し上げます。(吉永美子君降壇) ○議長(小野泰君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第14号平成31年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第14号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第15号平成31年度山陽小野田介護保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第15号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第16号平成31年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第19号平成31年度山陽小野田病院事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第28号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第28号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第29号山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第29号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第30号山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第30号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第31号山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第31号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第32号山陽小野田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第32号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
    ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第33号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第33号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第34号山陽小野田食育推進会議条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第34号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第37号山陽小野田市民病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第37号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第43号財産の無償譲渡についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第43号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第44号山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第44号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、平成30年議案第102号山陽小野田市斎場条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 これより、平成30年議案第102号について討論、採決を行いますが、委員長報告は修正でありますので、まず委員会の修正案について討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、委員会の修正案について採決を行いますが、本件は特別多数議決事項でありますので、記名投票により行います。議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ○議長(小野泰君) ただいまの出席議員数は22名です。 投票札を配付させます。(投票札配付) ○議長(小野泰君) 投票札の配付漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) ○議長(小野泰君) 異状なしと認めます。 念のために申し上げます。本件を可とする方は白票を、否とする方は青票を点呼に応じて順次投票してください。 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………… 1番 松 尾 数 則 議員 2番 中 岡 英 二 議員 3番 恒 松 恵 子 議員 4番 奥   良 秀 議員 5番 森 山 喜 久 議員 6番 山 田 伸 幸 議員 7番 大 井 淳一朗 議員 8番 吉 永 美 子 議員 9番 中 村 博 行 議員10番 河 野 朋 子 議員11番 藤 岡 修 美 議員12番 髙 松 秀 樹 議員13番 笹 木 慶 之 議員14番 宮 本 政 志 議員15番 長谷川 知 司 議員16番 伊 場   勇 議員17番 河 﨑 平 男 議員18番 岡 山   明 議員19番 杉 本 保 喜 議員20番 水 津   治 議員21番 矢 田 松 夫 議員22番 小 野   泰 議員……………………………… ○議長(小野泰君) 投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(小野泰君) 開票を行います。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に河﨑議員、森山議員を指名いたします。 河﨑議員、森山議員、開票の立ち会いをお願いいたします。(開票) ○議長(小野泰君) 投票の結果を報告いたします。投票総数22票、これは先ほどの出席議員数と符合しております。そのうち、賛成22票、反対0票。以上のとおりであります。 本件の法定得票数は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、15票であります。よって、法定得票数に達しておりますので、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について、討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、修正議決した部分を除く原案について採決を行いますが、本件につきましても特別多数決事項でありますので、記名投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ○議長(小野泰君) ただいまの出席議員数は22名です。 投票札を配付させます。(投票札配付) ○議長(小野泰君) 投票札の配付漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) ○議長(小野泰君) 異状なしと認めます。 再度、念のために申し上げます。本件を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票してください。 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………… 1番 松 尾 数 則 議員 2番 中 岡 英 二 議員 3番 恒 松 恵 子 議員 4番 奥   良 秀 議員 5番 森 山 喜 久 議員 6番 山 田 伸 幸 議員 7番 大 井 淳一朗 議員 8番 吉 永 美 子 議員 9番 中 村 博 行 議員10番 河 野 朋 子 議員11番 藤 岡 修 美 議員12番 髙 松 秀 樹 議員13番 笹 木 慶 之 議員14番 宮 本 政 志 議員15番 長谷川 知 司 議員16番 伊 場   勇 議員17番 河 﨑 平 男 議員18番 岡 山   明 議員19番 杉 本 保 喜 議員20番 水 津   治 議員21番 矢 田 松 夫 議員22番 小 野   泰 議員……………………………… ○議長(小野泰君) 投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(小野泰君) 開票を行います。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に河﨑議員、森山議員を指名いたします。 河﨑議員、森山議員、開票の立ち会いをお願いいたします。(開票) ○議長(小野泰君) 投票の結果を報告いたします。投票総数22票、これは先ほどの出席議員数と符合しております。そのうち、賛成22票、反対0票。以上のとおりであります。 本件の法定得票数は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、15票であります。よって、修正議決した部分を除く部分は、法定得票数に達しておりますので、原案のとおり可決されました。──────────── △日程第6議案第13号・第17号・第18号・第20号~第22号・第35号・第36号・第38号~第40号・第48号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第6、議案第13号平成31年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について、議案第17号平成31年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について、議案第18号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について、議案第20号平成31年度山陽小野田水道事業会計予算についてから議案第22号平成31年度山陽小野田下水道事業会計予算についてまで、議案第35号山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について、議案第36号山陽小野田市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、議案第38号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第40号山陽小野田水道局布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで及び議案第48号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)についての議案12件を一括議題といたします。 本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) おはようございます。お疲れ様です。産業建設の中村です。 3月定例会において本委員会に付託されました議案12件について、3月8日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、議案の概要と審査内容、その結果について報告をいたします。 まず最初は、議案第13号平成31年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算についてであります。 まず、概要から。予算総額は、歳入歳出とも前年度当初予算に比べ、480万9,000円増額の2,400万8,000円とするもの。 歳入については、1款1項1目駐車場使用料は、平成30年度の収入見込額を勘案して1,870万4,000円とし、主なものは厚狭駅南口駐車場使用料1,700万円、定期駐車券分150万円、2款1項1目繰越金は525万6,000円、3款1項1目雑入は自動販売機の電気料4万8,000円である。 歳出については、1款1項1目一般管理費923万5,000円の主なものは光熱水費、修繕料など、11節需用費183万4,000円、機械器具借上料など14節使用料及び賃借料554万2,000円、2款1項1目予備費1,477万3,000円などである。 なお、平成31年1月31日までの実績で駐車枠190台に対する稼働率は74%であります。 主な質疑では、「プリカの販売所をふやすことはできないか」との問いに、「駐車場の出入り口付近に自動販売機を設置するとなれば防犯カメラの設置など、いろいろな条件が必要となる」との答弁。 次に、「一般管理費313万2,000円減の要因は」との問いに、「平成30年度は駐車場出口の機械器具更新に伴う土木工事を行ったが、31年度は工事等の予定がない」との答弁。「障害者用の駐車場をふやす計画は」との問いに、「現在5台設置しているが、未舗装部分の整備をするときに検討する」との答弁。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第17号平成31年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算についてであります。 まず、概要から。予算総額は、歳入歳出とも前年度比42万6,000円増額の1,114万9,000円を計上している。 歳出について。1款1項1目市場管理費1,109万9,000円の主なものは、運営協議会設置による1節報酬5万2,000円、フォークリフトの法定検査、電気設備メーターと防犯カメラの修繕など11節需用費518万4,000円で、12節役務費、13節委託料は、ほぼ例年どおりである。 歳入について。1款1項1目1節市場使用料は25万7,000円減額し、128万6,000円を見込んでいる。 3款繰越金1万円は枠取り、4款1項1目1節雑入178万8,000円は卸売業者等からの光熱水費負担金であり、2款繰入金806万5,000円は歳出に不足する歳入の不足分を一般会計から繰り入れるもの。 主な質疑では、まず「市場についての管理計画はあるか」との問いに、「管理計画はなく、平成24年度に中央青果株式会社の経営改善計画提言書が出されており、これに基づいて市場の運営を図っている」との答弁。 「経営計画が必要ではないのか」との問いに、「来年度中に作成予定である」との答弁。 「数字的にかなり落ち込んだ状況にあるが、出荷者などとの協議はされているか」との問いに、「取扱高の減少要因をよく分析した上で出荷者、卸売業者も含め、協議の場を持ちたい」との答弁。 「学校給食センターが始まってからも前年度割れが続いている原因は」との問いに、「学校給食については、センターができる前から取引していた」との答弁。 「平成30年度の取扱量も取扱高も余りにも下がり過ぎているが、どういう状況か」との問いに、「その要因を今から分析する」との答弁。 「約800万円の繰入金についての考え方は」との問いに、「これは運営費ではなく、施設開設者として施設を適切に維持管理していくための費用である」との答弁。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第18号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算についてであります。 まず、概要から。歳入歳出予算総額を前年度比で15億1,834万8,000円増の103億6,395万6,000円とするもの。 歳入について。1款競走事業収入1項事業収入は、2目1節勝車投票券発売収入98億6,592万7,000円などで98億7,997万8,000円。 2項事業外収入は、1節雑入の場外発売事務協力収入4億717万9,000円など4億2,923万9,000円。 3項財産収入は、1目1節土地建物貸付収入449万6,000円など451万9,000円。 2款繰入金は、1項1目1節山陽小型自動車競走場施設改善基金繰入金5,021万円などである。 歳出について。1款競走事業費1項1目一般管理費は、山陽小型自動車競走場施設改善基金積立金4,502万円など7,759万8,000円。 2項1目事業費は、13節委託料の包括的民間委託料6億2,000万円、競走会業務委託料2億783万3,000円、インターネット投票業務委託料1億7,488万3,000円。 19節負担金、補助及び交付金のJKA交付金1億8,865万円など27億1,294万8,000円。 2目賞典費は、選手賞金5億2,104万4,000円、3目勝車投票券払戻金68億3,350万円などが主なものである。 本場開催は平成30年度と同じ48日、場間場外発売日数は309日で総営業日数は357日となる。 競輪場外サテライト発売箇所は、平成24年度は2カ所であったが、業界全体の取り組みから現在は31カ所になっている。4重勝式「当たるんです」については、平成30年度の見込みを踏まえ、17億393万6,000円を計上している。 主な質疑では、「平成31年度予算の特徴は」との問いに、「新重勝式が平成30年度の1億5,000万円に対し、17億円を計上したこと」との答弁。 「財産運用収入264万6,000円減額の原因は」との問いに、「近年、売店の利用者が減っていることから、場内の3団体の売店から家賃の減額要望があり、建物貸付収入の減額措置をとったもの」との答弁。 「埴生地区の地域貢献の観点から、駐車場を利用して移動マーケットや移動の医療出張診療所など考えられないか」との問いに、「オートでというのではなく、市全体として取り上げるべき問題である」との答弁。 「借地である駐車場についての費用はどれだけか」との問いに、「1年間で約920万円ほどである」との答弁。 「1,500万円に増額した地域公益事業の活用については」との問いに、「企画財政サイドが各課からの公の施設や社会福祉施設の修繕箇所などの情報を吸い上げ、精査し、予算配分をしている」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第20号平成31年度山陽小野田水道事業会計予算についてであります。 まず、概要から。年間有収水量は、平成29年度決算実績の98.3%を見込んでいる。 収益的収支については、収入合計は前年度当初比較で3,031万3,000円増の15億4,957万1,000円、支出合計は前年度当初比較で353万8,000円増の14億360万5,000円を計上している。 結果、単年度において税処理後の損益計算では、9,707万9,000円の利益が生じる編成となっている。 資本的収支は、支出の建設改良費において宇部市との広域化を検討中であることから、老朽管の更新工事を縮小し、支出総額は9億2,414万7,000円を計上。 これらの財源となる資本的収入では、上水道企業債として2億490万円の新規借り入れを行い、企業債等の外部資金を調達しても差し引き収支で6億4,423万2,000円の不足金が生じるので、積立金を約1億3,900万円余り取り崩して補填することとしている。 平成31年度末での内部留保金は5億5,020万3,000円、企業債残高は48億9,355万6,000円の見込みである。 主な質疑では、まず「昨年度決算より収益が伸びたのはどの部分か」との問いに、「13ミリ・20ミリの料金収入は減少ぎみだが、料金単価の高い25ミリ以上の営業用・工業用の収入がふえた」との答弁。 次に、「有収水量98.8%とした根拠は」との問いに、「平成30年度決算見込み値が29年度の99.8%で、その数字をベースとし、さらに1%の安全率を見込んだ」との答弁。 「新規借り入れ2億490万円、この財源はどこに充てるのか」との問いに、「建設改良工事の事業費の一部に充てる」との答弁。 「ペットボトルは何本作製する予定か」との問いに、「毎年5,000本作製しているが、現在の在庫はほとんどなく、平成31年度は市長部局とパラリンピックへの取り組みとして1万本を作製予定である」との答弁。 「建設改良費が随分減額されているが、実施計画どおりに行くのか」との問いに、「宇部市との広域化協議をしている中で料金改定が難しくなってきており、当面は料金収入の範囲でできる工事量をやっていく」との答弁。 「簡易水道を上水道と統合することについての説明を」との問いに、「山陽地区にある2カ所の簡易水道が老朽化しており、安全・安心な水を供給するために水道事業に統合するもので、費用負担については今後、市長部局と話をする」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第21号平成31年度山陽小野田工業用水道事業会計予算についてであります。 まず、概要から。収益的収支について、収入は契約水量を日量500ミリ立方メートル減量するため、給水収益が減額となり、収入合計は前年度当初比較で192万1,000円減額の2億9,524万3,000円となる。 支出は、前年度当初比較で952万5,000円増の支出合計2億4,077万3,000円となり、結果、税処理後の単年度損益では5,270万5,000円の利益が生じる編成となっている。 資本的収支について、収入は病院会計からの貸付金償還金のみで収入合計6,600万円、支出は建設改良費において工事は行わず、営業設備費と企業債償還金の支出合計は2,595万1,000円を予定している。収入の6,600万円は平成19年度決算において措置されたもので、支出合計額が差し引き不足額となる。 なお、不足額は損益勘定留保資金等で補填する。 平成31年度末での内部留保金は6億3,450万9,000円、企業債残高は1億4,003万6,000円となる。 主な質疑では、「平成31年度予算での特徴は」との問いに、「水道局が供給できる工業用水量は1日2万4,700立方メートルであるが、初めて500立方メートルの余りが出たことである」との答弁。「500立方メートル減ったのは、その企業の企業努力か」との問いに、「田辺三菱製薬工場が会社の方針で減量された」との答弁。 「病院会計からの償還金の残額は」との問いに、「1億3,200万円で、あと32、33年度で完済」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 ○議長(小野泰君) 中村委員長、ちょっと。 申し上げます。ただいま中村委員長の報告の途中ではございますが、ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。 それでは、休憩いたします。(中村博行君降壇)────────────午後0時休憩午後1時再開──────────── ○議長(小野泰君) これより午後の会議を開きます。 午前中に引き続き会議を続行します。 産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) お疲れさまです。水入り後の取り組みにまいります。 それでは、議案第22号平成31年度山陽小野田下水道事業会計予算について、まず概要から。 平成31年度から公共下水道事業及び農業集落排水事業を統合し、下水道事業会計として、公営企業会計に移行するものであります。 業務予定量については、水洗化戸数は1万3,099戸、年間総処理水量は388万3,791立方メートルを見込み、主要な建設改良事業として、管渠建設事業費、ポンプ場建設事業費、処理場建設事業費を上げている。 収益的収支について、収入は下水道使用料6億4,360万円、一般会計からの繰入金である。他会計負担金5億7,421万7,000円、他会計補助金9,461万8,000円などで、合計は18億3,150万3,000円、支出は管渠費、ポンプ場費、処理場費、水質管理費、減価償却費などの営業費用15億865万1,000円、営業外費用2億6,623万8,000円などで、合計は17億9,730万1,000円である。 資本的収支について、収入は建設改良費の財源である企業債8億1,560万円、出資金では、企業債の元金償還金などに対する一般会計操出金3億9,877万3,000円。補助金では社会資本整備総合交付金4億5,625万円などで、収入合計は16億9,242万3,000円、支出は建設改良費10億6,089万4,000円、企業債償還金13億5,019万5,000円などで、支出合計は24億1,158万9,000円となる。この結果、差し引き不足額が7億1,916万6,000円となり、損益勘定留保資金等により補填するものとする。平成31年4月1日時点での企業債残高は、176億1,085万1,000円である。平成31年度末の普及率は、54.5%になる予定であるとの説明がありました。 主な質疑では、「国庫補助金4億5,625万円は、平成31年度内に事業執行して完了するのか」との問いに、「完了予定である」との答弁。 「企業債の利率で水道事業関係は年4%以内で、下水は5%以内となっている。その違いは」との問いに、特別会計のときとあわせて設定している。実際の利率は0.5%程度である」との答弁。 「貸借対照表から企業債合計と資産合計がはっきりしたが、企業的にはどうなのか」との問いに、他市との詳細な比較はしていないが、地方債残高や公債費についての元利償還金など高い状況にあると思う」との答弁。 「マンホールカードはどれくらい見込んでいるか」との問いに、「ロゴマークをデザインしたマンホールを2カ所設置し、そのカードを作成する予定で、印刷費は4万円程度である。また、デザインマンホールが汎用性のあるマンホールにも使えるのであれば、工事現場のマンホールにも使い、観光資源にしたい」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第35号山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、今回の改正は、これまで議会からあった指摘事項や市場関係者からの要望を反映させ、また、10月1日の消費税率の改定、これらに係る条項の改正及び追加をするものである。 主な質疑では、「市場の活性化が重要と思うが、その観点からの改正点は」との問いに、「第63条で規定した市長が認可した後の監督及び処分、それに、第69条以降の運営協議会の2つである」との答弁。 「運営協議会は意見だけで権限はないのか」との問いに、「あくまで市長に対して意見を述べるということである」との答弁。 「第62条の(2)で、職員の立ち入りや状況調査云々とあるが、拒否できないということか。また、罰則規定はあるか」との問いに、「できる規定であるが、市として強い態度を示していき、調査により発覚した不正行為が第63条に当てはまるものであれば、それなりの罰則規定がある」との答弁。 「運営協議会は公開か」との問いに、「秘密裏に行わなければならないものではなく、公開は十分可能である」との答弁。 「第37条から40条の改正がないのは」との問いに、「青果販売を廃止の方向で検討していることによる。また、市場法の改正の施行が来年6月となるので、それに合わせ、市の条例も改正予定である」との答弁。 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第36号山陽小野田市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要から。今回の改正は、消費税法の改正に伴い、平成31年10月以降の下水道使用料に係る消費税を現在の8%から10%へ変更するもの。 また、農業集落排水施設使用料は、下水道使用料に準ずるとなっており、条例の改正は不要である。また、平成31年10月1日以降、適用する消費税率に関する経過措置についても規定している。 主な質疑では、「改正による利用者の影響額は」との問いに、「1世帯4人家族のパターンでは、2カ月で166円程度の負担増となる」との答弁。 質疑を終え、討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第38号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、今回の改正は、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、水道料金及び加入金について、所要の改正を行うものである。 なお、平成31年10月1日以降の経過措置については、6とおりのケースがあり、それぞれについての規定を定めている。 次に、「この改正による一般家庭への影響額は」との問いに、「1期分で130円、2期分で260円程度で、300円弱の上昇である」との答弁。 「影響を受ける戸数は」との問いに、「13ミリと20ミリで、約2万8,000件くらいである」との答弁。 「検針日により1日違いで金額が違うケースがあるが」との問いに、「1日違いで随分金額が変わるので、そのようにならないよう対応する」との答弁。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第39号山陽小野田工業用水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 まず、概要から。今回の改正は、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、工業用水道料金等について所要の改正を行うものである。また、改正条例第1条は、工業用水の使用者名の変更である。 質疑はなく、討論もなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次は、議案第40号山陽小野田水道局布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要から。今回の改正は、技術士試験の詳細を規定している技術士法施行規定において、第二次試験の選択内容を平成31年4月1日から変更することにより、水道法施行規則においても、布設工事監督者の資格要件内容を平成31年4月1日から変更するものである。これに伴い、山陽小野田水道局布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例も、同様に、第3条第1項第8号中「又は水道環境」を削るというものである。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後は、議案第48号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 まず、概要から。今回の補正の主な内容は、ミッドナイトオートレースの本格的導入に伴う補正で、歳入歳出それぞれ12億6,500万円を追加し、歳入歳出総額を116億2,895万6,000円とするものである。 歳入については、ミッドナイトオートレースを20日間の開催を予定し、勝車投票権発売収入を1日平均6,250万円の売り上げを見込み、12億6,500万円増額するものである。 歳出では、CS放送業務委託料、競走会業務委託料、インターネット投票業務委託料など、委託料2億5,887万3,000円、JKA交付金など、負担金、補助及び交付金3,731万7,000円、補償、補填及び賠償金で勝車投票権払戻金8億7,500万円、競走車消音マフラーの保管庫建設費等で、工事請負費864万円などにより、補正における支出は12億6,370万3,000円で、予備費は129万7,000円である。 また、累積債務返済状況及び今後の計画が示されました。 それによると、ミッドナイトの売り上げを厳し目に想定し、1日5,000万円とした場合で、平成47年度には300万円の黒字になる。また、売り上げが、さらに伸びた場合の計画では、累積赤字解消、基金積み立てが加速化し、平成44年度には、一般会計への繰り出しが可能であり、地域まちづくりへの貢献を進めたいとの考えが示されました。 主な質疑では、「ミッドナイトの本格導入はいつになるか」との問いに、関係機関との協議では夏場あたり、8月か9月にはできるのではないか」との答弁。 「今後の消音や照明について詳しい説明を」との問いに、「音量調査でも問題はなかったが、新品のマフラーを使用することで、消音効果はさらに上がる。照明については、試験開催で使用したものは光が漏れるものであったが、本格的導入では、佐賀競馬や平昌オリンピックのジャンプ競技で設置され、対象箇所だけを照らすことが証明されているLED照明を使用する」との答弁。 「債務返済計画で、売り上げ予測はどのように出したものか」との問いに、「どれも厳し目に設定し、本場開催の売り上げは48日で、75億から80億、ミッドナイトは1日5,000万円、重勝式については、会員もふえている状況だが、19億5,000万円に抑えた額にしている」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 報告をこれで終わります。議員各位の慎重審査のほど、よろしくお願いいたします。(中村博行君降壇) ○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第13号平成31年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 債務がこれまで問題となってきたんですが、債務がなくなっているわけで、今後の駐車場事業を市が引き続き扱っていく、その根拠について、以前は議論をしてきたんですが、今回、その問題について議論されているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今後についてというよりは、とりあえず、未整備状態にある駐車場の部分を平成31年度主な工事がなければ、平成32年度から整備をすることによって、250台程度の駐車が可能になるというところまでの話はしております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第13号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第17号平成31年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 昨年から市場の市場長が配置されたわけですが、この市場長が市場内の取引の監視だとか、いろいろな管理を任されていたものと思われるのですが、そういった市場長としての役割が十分発揮されているのか。その点について、どのような審議がされているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) その点については、執行部のほうから、市場長が配置されたことにより、毎朝の伝票等のチェックがしっかりできているという報告がございました。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第17号平成31年度山陽小野田市地方卸売事業特別会計予算について、反対の討論を行います。 市場は、その存在そのものをめぐって、さまざまな議論がこの間行われてまいりました。昨年から、先ほど質疑で明らかにしたように、市場長が配置され、より厳密な管理が行われるもの、このように思っておりました。しかし、実際には、市場の中で行われていた業者の不正についても、これがきちんと把握されておらず、ほかの仲買業者から異論が出され、異議申し立てが行われるものとなっております。今後も、この市場長のもとでの管理が行えるのか、大変不安であり、この本予算について反対とさせていただきます。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、討論を終わります。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第18号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 以前からも問題とされてまいりましたが、今回、施設改善に関する予算が盛り込まれてきております。これが実施されると半永久的な事業継続となるのではないかという指摘もされているわけです。こういった点で、本来なら市のほうで積極的に市民のほうに説明なりされることも必要だと思うんですが、そういった点での質疑はされておりますでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) この事業そのものに対する御質問と思いますが、この事業は、今、業界全体含めて活性化に努めておると。その結果、さまざまないい方向の数字が上がっているということでありますので、市民を交えての議論というような委員会での議論はございません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 議案提案の際に、地域公益事業なるものについて議論をいたしました。実際には、本市の関連施設への修繕に使われてきており、多くの福祉施設等には使われていないのではないか、こういう質疑をしたわけですが、その点ではいかがだったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) これは事業課といいますか、オートレース事業課のほうの関係では、この分については、関与は余りしてないと。企画、財政のほうで、さまざまな課からいろんな情報が入っているということから、そちらのほうで対応されているということでありますので、その中に、当然福祉施設も、公共のですね、福祉施設も入っているということですので、その辺の配慮はされているというふうに考えます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第20号平成31年度山陽小野田水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第21号平成31年度山陽小野田工業用水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第22号平成31年度山陽小野田下水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたします。負担金について、これまで、必ず委員会で質疑等を行ってまいりましたが、今回はその点についての議論をされているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 市から出している全体の補助、負担金含めてということでよろしいですか。それじゃない。(発言する者あり) はい。市民からの負担金ということについては、議論はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第35号山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。髙松議員。 ◆議員(髙松秀樹君) 今回の条例の改正点である49条と51条について質疑をいたします。 この2つの条文には、それぞれ、卸売業者と買受人の支払い期限をもともと具体的な日数であった3日間ですよね、前の条例が、これから非常に抽象的な表現である「速やかに」に改正をされておるものです。このたびの市場の混乱の一つの要因というのは、商取引における支払いのルーズさにあるというふうに思っております。それなのに、なぜ、具体的な、例えば、1週間とか、1カ月という形ではなく、非常に抽象的な、「速やかに」というふうな表現にしたのか。また、この「速やかに」という表現について、他市の条例を参考にしているとの執行部の説明があったというふうに聞いております。具体的に、どこの条例を、どのように参考にしたかという説明があったのでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 従来は3日という決まった数字が挙げられていたのですが、これが現実にはそぐわないということが言われて、「速やかに」というのは、できるだけ早くという意味合いを含んでいるというふうな説明がございました。ですから、具体的な、先ほどおっしゃいましたような、1週間とか、1カ月とか、いう数字ではなくて、できるだけ早くということで、これは関係者を含めて、これをそのように改正されたと。また、これについては、宇部市の条例等を含めた中で参考にされたというふうな説明がございました。 ○議長(小野泰君) ほかに。髙松議員。 ◆議員(髙松秀樹君) 一般的には、「速やかに」ということは、いつまでか、全くわかんないような条例になっていると思います。今、中村委員長が最後に言われました他市の条例、宇部市というふうに言われたんですが、宇部市の条例には、卸売をした日の翌日まで、または、物品の引き渡しを受けると同時に、いわゆる同時履行、または、次の日。他市の条例を参考にというふうに聞いておりますが、他市の条例を見てみても、下関も一緒です。周南も一緒、岩国も一緒、基本的、同時履行の原則にのっとっています。ただ、防府市だけ、遅滞なくという表現にしておるんですが、それを考えると、ほかの市の条例を参考にしたというふうには全く思えないんですが、委員会では、この点、その説明について、どのように調査、確認をされて、質疑が行われたのでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今、髙松議員おっしゃったような詳しい内容の質疑はしておりません。ただ、先ほども申しましたように、そういった他市の条例の文言から、そういうふうな、「速やかに」というふうな、できるだけ早くという意味合いを持ったことでという説明はございました。 ○議長(小野泰君) ほかに、髙松議員。 ◆議員(髙松秀樹君) 3回目で最後になりますが、いわゆる民間企業では、支払い期日を明確に定めて取引をするということが、もちろん当たり前のことでございます。具体的な支払いサイトを定めてない企業とは、そもそも取引自体が存在するものではないというふうに思っております。委員会の皆さんも、いわゆる、こういう民間企業にお勤めの皆さんもいらっしゃると思いますが、この点について、どのような質疑がされたのか、御説明をお願いします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) そこまでの詳しい議論等はしておりません。ただ、現在調査中の案件でもありますし、また、来年6月には法改正があるということで、そこで、また、完全な部分の改正があるというふうには聞いております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。森山議員。 ◆議員(森山喜久君) 済みません。本会議のほうで一般質問した件になりますが、売買参加者の承認の要件で、市場の卸売業者、卸売業者の役員または使用人には、売買参加者の承認をしてはならないというふうな記載の条文があるにもかかわらず、当市の条例にはないと。その件について審議、協議をされたかどうかを確認させてください。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) それは青果販売に係る問題と思いますが、これについては、青果販売をこれで廃止するということで、このあたりのことは、平成32年6月に改めて改正をしたいということであります。
    ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。森山議員。 ◆議員(森山喜久君) それでは、62条の関係になりますが、今回、報告及び検査というふうな項目の中で、買受人がわざわざ今加えられております。その買受人をわざわざ加えられたことに対して、審議審査されたかどうかをお聞きします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 仲買人ということでよろしいですか。買受人。(「売買参加者」と呼ぶ者あり) ちょっと済みません。もう1回お願い……。 ○議長(小野泰君) 森山議員。 ◆議員(森山喜久君) 済みません。このたび、条例の中に、今までは「卸売業者と附属営業人」というふうな形の記載だったのが、「卸売業者、買受人又は附属営業人」という形の分で、買受人という売買参加者が今回報告検査の対象になっております。それについて、審査、議論されたかどうかをお聞きします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 細かいところまでの審査はあったかなという感じはするんですが、まだ、その辺について、職員がそれに立ち入って調査するというところの対象に、その名前が挙がっているということで、そういった職員が立入調査した上で、その内容で不正等が発覚した場合は処罰をする。そういったことから、市長の権限等々が許可されたというふうなことで、報告は聞いております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。河野議員。 ◆議員(河野朋子君) 報告によりますと、青果販売を廃止の方向で検討しているというふうに言われましたけど、これはもう期限が決まっているのでしょうか。時期について、明言があったのかどうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 委員会では、その時点では、まだ廃止という方向にあるということだけで、委員会では終わっております。近々の取締役会では、そういう方向に行っているというようなことも聞いてはおりますが、委員会が開催された時点では、速やかに廃止するということであります。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありますか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの支払いに関する問題です。私は、これまで、この一般質問を通じて、一部の業者は、特に中小の小売商店の中には、必ず3日を守って、一生懸命言われるがままに条例を守ってきたと。ところが、一方で、主に、これは卸業者のほうが、それを払わない業者を防御するような、守るような、黙認をするということがあるんではないかということを指摘をしてきたんですが、そういった状況については、審査をされたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) この条例改正によって、そういったところまで、しっかりと、これは管理等々していくということで、従来のどのようにされたかというところまでの審査はいたしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 一番肝心な3日ということが、先ほどの議論で明らかになったように、それが消されてしまったんですよ。これは、やはり、今まで真面目にやってきた人たちに対する冒涜ではないのかというふうに思わざるを得ないんです。そこが、なぜ、「速やかに」ということで、委員会がまとまることができたのか、私は不思議なんです。やはり、この間の議論を聞いていただいておったならば、そこをはっきりしたであろうと思います。また、先ほどから出ている小野田青果販売についても、この場では解散の方向だというふうにされたので、委員会でその辺が明らかにされるのではないかなというふうに思っていたんですが、なぜ、その期限を明確にさせることができなかったのか、お答えください。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) まず、最初の3日というのは、先ほどから申し上げていますように、委員会の中で聞いている範囲では、「速やかに」ということで、できるだけ早くということで、これは関係者等々からのいろんな意見聴取もした上で、そういうふうにされたというふうには聞いております。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それと、もう1点は、これも先ほど森山議員も触れましたけれど、37条から40条の問題です。これが今回全く改正の対象になっていない。先ほどの説明を聞いていると、もう青果販売は廃止されるのだから、この問題は必要ないというふうに言われましたけれど、逆に言えば、これが残ったことによって、第2の青果販売、第3の青果販売がひょっとしたら生まれてくるかもしれない。そういうおそれが出てくるんですが、それについてはどのような議論されたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) これが残ったことによって、第2、第3のそういった業者が起こり得るというような議論はしておりません。ただ、執行部は、この問題に対して、かなり神経質な感じでやっているということでありますので……。(発言する者あり) ○議長(小野泰君) 静粛に願います。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) まず、そのあたりは静観、注視をしていきたいというふうに思います。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。森山議員。(森山喜久君登壇) ◎議員(森山喜久君) 議案第35号山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を行います。 一般質問でも触れましたが、市場問題は県内の他市場でも起こりました。しかし、他市場では、行政みずからが毅然とした態度、速やかな対応をすることにより、今では、市場問題が発生するより前以上に活性化し、市場取扱量も増加しています。県内他市場と当市場の違いは何か。一番大きな違いは、生産者や出荷者、仲卸業者や買受人を大事にしているかどうか、その違いだと言えると考えております。県内他市場は生産者、出荷者、買受人を大事にし、買受人たちの売買の活性化を図って、市場取扱量維持向上させてきております。山陽小野田市地方卸売市場は、卸売業者である小野田中央青果とその子会社である小野田青果販売だけ守ろうとしてきましたし、その結果、出荷者や買受人の多くが離れていき、最盛期は8億円を超す取扱金額だったものが、今年度は3億円を少し上回る見込みとなり、市場取扱量が激減してきた失敗事例になりつつあると見てとれます。 それらを踏まえた上で、この条例改正の問題点を3点指摘します。 まず、3月議会の一般質問で、資料も添付して指摘した売買参加者の承認に関する条文の件です。 なお、この条文の問題点について、昨年の5月、6月に、執行部に対しては個別に説明してきております。売買参加者の承認要件で、市場の卸売業者、または、卸売業者の役員もしくは使用人であるとき、市長は売買参加者の承認をしてはいけないと他市場の市場条例には書いてあるのですが、山陽小野田市の市場条例には書かれていません。 執行部は、小野田青果販売は廃業するのだから、この条文を今回加筆する必要はないと答弁し、委員会でも、次回の改正に期待したようですが、これこそ、先ほど指摘した卸売業者である小野田中央青果とその子会社である小野田青果販売だけを守ろうとした行為であり、そんたくそのものだと言えます。 まず、小野田青果販売の廃業の時期が明言されておりません。廃業予定はあくまで予定です。20年後に廃業しても、現時点では廃業予定と言い張れるのです。ただ、この条文を制定しない一番の問題点は、仮に小野田青果販売がこの4月に廃業したとしても、新たに第2、第3の小野田青果販売が設立できることです。そして、この第2、第3の小野田青果販売に対し、市は売買参加者の申請があれば、今のままでは承認することになります。しかも、今既に許可をしていても、議会には、すぐにはわからない。これから条文ができるまで、この疑念は晴れません。行政として、この姿勢は間違っていると言わざるを得ません。附則条文を加筆していない。この問題点をまずは指摘します。 そして、改正条文の内容です。今回の改正で、支払いを「3日」から「速やかに」とし、日付を不透明にしたことを問題点として指摘します。 今までの条例をきちんと運用しておれば、物品の引き受け後、3日までに支払わないという状況が続くならば、その業者とは取引停止がされます。取引停止にすれば、その未払金を最小限に抑えることができます。しかし、そのまま、ずるずるとしていった結果が、平成29年3月末の未収入金が1,900万円という決算にあらわれていると考えられます。お金の支払いを明確にし、お金の流れを明らかにすることが市場の正常化に必要なことだと思います。支払いを「速やかに」として、日付を不透明にすることは、未収入金を今まで以上にふやす問題を含んでいます。そのことを問題点として指摘します。 今回、監督処分について加筆されました。今までは、報告及び検査のみだったので、必要な事項だと思います。ただし、ここでも疑念が残ります。報告及び検査をし、その結果、問題があるならば、改善措置命令、そちらを行って、それでも改善されないならば、監督処分をするべきです。他市場条例でも条文できちんと記載がされております。しかし、今回の条例改正ではそうなっておりません。改善措置命令がありません。手続論として、不充分であると指摘せざるを得ない状況です。しかも、報告及び検査の対象が買受人までを検査対象として拡大しています。他市場では、売買参加者は、その報告及び検査対象にはなっておりません。なぜ、買受人に対して必要以上の圧迫を加えるのか、なぜ、買受人を大事にしないのか、そういった疑問が残ります。 さらに、報告及び検査では、立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならないと通常な義務規定として記載されております。当然、他市場の条例にも記載されておりますが、これも今回の改正には記載されておりません。市職員に事務所その他の業務を行う場所に立ち入り、その業務、財産の状況を調査し、帳簿、書類、その他の物件を検査させることと記載しながらも、職員の身分証明の提示を義務としていない。しかも、検査対象者だけは拡大している。本当に必要なことを入れずに、関係ないことを盛り込む。このような高圧的な改正は大きな問題があると指摘します。 以上の問題点を指摘し、本議案の反対討論とします。(森山喜久君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第35号山陽小野田地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を行います。 市場、地方卸売市場をめぐっては、この間、議会より、さまざまな形で議論がされ、そのあり方が問題とされてまいりました。本来なら条例を一番に守るはずの卸売事業者である小野田中央青果による幾つもの条例違反について、再発防止のためにも条例を見直していくことが求められていました。しかし、提案された条例は、法改正時に抜本的な改正をするとしており、残念ながら、今回の改正に盛り込まれておりません。市の対応の厳格化を求めてきたにもかかわらず、期待を裏切るものでしかありません。市の担当課は、この間の議会との議論を通じて、一体何を捉えていたのでしょうか。議会からの指摘が無視されたとしか思えない条例改正案と言わなければなりません。特に競り売りの際の違反を規定した36条、さらに、この間、指摘された条項としては、第37条差別的取扱いの禁止、第38条卸売の相手方の制限、第40条卸売業者についての卸売の相手方としての買受けの禁止などが一切今回の条例改正案には含まれていないわけであります。この間、私は、市場の正常化は、地域の中小業者の営業を守るとともに、地域の弱い立場の人たちの生鮮食品の安定的供給のために、青果市場の活性化は何より重要な取り組みであることを主張してまいりました。ようやく人事問題で解決の方向が見出されるようになりましたが、根本的な解決のために、仕入れ先、出荷先の確保など課題は山積みです。そのためにも、市場条例の根本的な改正が求められていたわけで、そうなっていない本条例改正案には賛成できないことを述べ、反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、討論を終わります。 これより、議案第35号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。 本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第36号山陽小野田市下水道条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第36号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります、よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第38号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 加入金のことについてお伺いしますが、これは下水道の加入負担金と同様な性格を持っているわけですが、これを徴収する根拠などについてどのような議論されたんでしょうか、お答えください。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 加入金については、特段審査はいたしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第38号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第39号山陽小野田工業用水道給水条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第39号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第40号山陽小野田水道局布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第40号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第48号平成31年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほど累積債務返済に係る計画が示されたということでありますが、その計画の内容について、具体的な点は省いてでも大まかにどのような内容であったのかを説明ください。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 先ほども申しましたように、収益に当たりますところの本場開催あるいはミッドナイト、それから当たるんです、こういったところが全て厳し目に見たと。 例えば、本場開催についても本年度98億円ぐらいあったんですが、大体75から80億円ぐらいで見ていると。また、ミッドナイトにしても今回ほとんど宣伝といいますかPRをしていなくて、7日間の試行開催においても1日平均7,000万円ぐらいいったところを5,000万円で見ていると。 もう一方、見方いろいろ出てきたんですが、このままの推移でいったらいいほうに出るんではないかという予測のもとにされたのであれば、ミッドナイトも、それにしても6,250万円ということです。それから当たるんですにしても20億円以上は見込めるんだけれども、ずっと19億5,000万円ぐらいで推移をするというふうな厳し目の見方をしてもそれなりの収益が、早いほうでは平成44年、今のままそんなに上がっていかなくて計画したもんであれば平成47年、48年ぐらいから一般会計へ繰り入れをすることができるんではないかというような報告がございました。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) その返済計画についても、今一番あらゆる業界で問題となっているのが人口減少によるさまざまな問題です。特に売り上げがどこでも減少傾向に向かうのではないのか。特にこういった公営ギャンブルに対する支出については、生活を守るという観点から、今後ますます年金受給者がふえる見込みの中で売り上げの減少に向かうのではないかという心配があるんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) ですから、ミッドナイトにしても1日5,000万円というふうな見方をされてきたということであります。全てにおいて厳し目に見たというものの中に当然人口減少も加味された形の計画だというふうに思っております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第48号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第7議案第12号・第46号・第47号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第7、議案第12号平成31年度山陽小野田一般会計予算について、議案第46号平成30年度山陽小野田一般会計補正予算(第10回)について及び議案第47号平成31年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)についての議案3件を一括議題といたします。 本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) 御苦労さまです。 それでは、3月6日の本会議において本委員会に付託されました議案第12号平成31年度山陽小野田一般会計予算及び議案第46号平成30年度山陽小野田一般会計補正予算(第10回)並びに議案第47号平成31年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)については、3月7日から13日まで各分科会を開催いたしまして、3月6日、19日には、委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その概要と結果について御報告をさせていただきます。 まず、議案第12号平成31年度山陽小野田一般会計予算について報告をいたします。 まず、予算審査に当たっては、46の事業を抽出し、執行部に対し資料の提出を求め、各分科会では事業を中心に審査を行い、事業審査後に予算書に沿っての審査を行いました。 まず、平成30年度一般会計予算の概要は、歳入歳出とも302億5,100万円で、前年度予算に比較しますと1.9%、5億7,500万円の増額となります。財政力指数は3カ年平均で0.611、実質公債費比率は8.6%を見込んでおります。 それでは、各分科会からの報告のあった内容と委員会での質疑を中心に報告をいたします。 総務文教分科会では、FM波によるJアラート情報伝達事業など17事業を中心に審査を行いました。 委員会では、市役所本庁舎耐震改修事業、観光プロモーション事業、ハロウィンイベント実施事業、学校司書配置事業、学校業務支援員配置事業の7事業について、事業概要や主な質疑、自由討議について報告がありました。 このうちハロウィンイベント実施事業については、その概要として、10月の最終日曜日に市内の商業施設において、プロジェクションマッピングやステージショー、特産品マルシェなどの参加型イベントを開催し、本市の誇る芸術文化、景観、行事、人物、物産等の魅力を大々的にPRするとともに、地域に対する誇りや愛着の醸成を市民とともに図るものであります。 実行委員会の「スタジオ・スマイル」を設立いたしまして、補助金1,000万円を支出をいたします。支出内訳としては、プロジェクションマッピング約800万円、イベント等の経費約200万円で、その財源内容は、地方創生推進交付金500万円、一般財源500万円となっております。 分科会での自由討議では、「ハロウィンという名称に抵抗がある」や「関係団体や実行委員会と市のかかわり方に不安を持っている」といった意見がある一方、「チャレンジしてみてはどうか、2年はしっかり見ていきたい」や「しっかりとした計画や組織をつくり定着をさせてほしい」といった意見がありました。 委員会での主な質疑といたしまして、「イベントが終わったら見ることもできないプロジェクションマッピングへの一時的な投資についてどのような議論があったのか」との問いに、今までとは違ったイベントであり、分科会では手放しで賛成というような感じではなかったので、自由討議を行った結果、行った討議の中で「計画をしっかりつくってほしい」という要望や「今後の継続性ということについても議論があった。実行委員会についても不確定な部分もあり、これからというところなので今回の分科会の中での意見や委員会での意見をしっかりと行政が受けとめて実行してもらいたい」との答弁があったところであります。 次に、学校司書配置事業について、その概要は、司書の全校配置を維持しながら1人2校兼務に移行するもので、平成31年度は任期付職員2人、臨時職員10人とし、人件費としては2,800万円を計上しています。今年度から引き続き更新で任用される職員については基本同じ学校に勤務をし、平成31年度に任用予定の職員については2校兼務を予定しておるということであります。 分科会の質疑の中で明らかになった事項といたしましては、執行部は学校司書を削減し、質が落ちるということになったときには見直しをしなければならないと考えているとのことでありました。また、2校兼務になったときの具体的な勤務計画は、1週間で1校が2日、もう1校が3日となり、奇数週に2日行った場合には偶数週には3日行くという、ひと月で考えると同じ回数に学校へ行く計画であるとのことでありました。 分科会での自由討議では、「学校司書を削減しても先生の業務がふえては本末転倒、今回の見直しに当たっては、学校司書と教育委員会と学校の現場とできちんと議論すべきだった。学校司書と業務支援員、そして学校の司書教諭を含めた先生の配置を見ながら過重労働にならないように見ていきたい」や「学校図書室は第2の保健室として子供たちの心のフォローをしてきたが、削減により対応する時間が確保できないと懸念する。問題が生じれば当然見直すという答弁を聞き少し光が見えたが、貸し出し数さえ減らなければいいという考えになると、実際に読んだか興味のある本に出会ったのかという面で懸念がある」という意見。また、「学校現場の声が教育委員会に上がって、総合的に考えて方向性が決まったか疑問に思う」や「苦渋の中の決断と思うが、学校ボランティアが学校に来てもらうよう努力すべき。子供たちに対しては2校で1名体制でも支障はないと思うが、1年間2校の1人体制にしてみる中で子供たちから意見を聞いて考え直せばいいのではないか」といった意見が出たところであります。 委員会での主な質疑といたしまして、「一度減らしたら元に戻すのは至難の業。口では検証と言っても元に戻した例を知らないが本当に検証するのか」との問いに、「今回の削減の理由にはALTや学校業務支援員の新たな設置などもあり、削減はやむを得なかった」という答弁があった一方、「委員から検証をしっかりしてほしいという指摘があった。前例がないと言われるが何か教育的に影響があるかどうかをしっかりと委員会として注視し、前例にとらわれず委員会としても指摘していきたい」との答弁がありました。 次に、学校業務支援員配置事業について、その概要は、教員の働き方改革の取り組みとして、学校に学校業務支援員を配置し、学校の事務的業務を補助することにより、教員の長時間勤務の削減を図るもので、時間外勤務時間数の20%削減を目標としているということであります。 支援員の主な業務といたしましては、学習プリントや学級だより、会議資料等の印刷等業務や、児童生徒の提出物の点検、作品の掲示、教材、教具の準備や片づけなどの学習学級事務業務、アンケート集計処理や各種調査のデータ入力等の集計、データ入力等業務その他学校行事の補助や進路事務、保健室業務等を想定しており、働き方改革推進校と位置づける厚狭小、厚狭中、小野田中、竜王中、高千帆中の5校に配置し、1日4時間、週5日の勤務となります。 平成31年度事業費は、307万9,000円を計上し、雇用形態は、非常勤臨時職員であります。県補助金は、賃金の2分の1で152万8,000円、県の補助事業であるが、単年度なのか、継続されるかは決まっていないとのことでありました。 委員会での主な質疑といたしまして、「非常勤臨時職員の契約期間は」との問いに、「補助事業が継続するのか単年度なのか決まっていないため、1年契約と理解している」との答弁があり、また、「学校業務支援員の業務内容にクラブ活動も含まれるのか」との問いには、「業務内容にはクラブ活動は入っていない」との答弁がありました。また、「学校業務支援員に資格は必要か」との問いには、「特に資格については問わない」ということでありました。 次に、民生福祉分科会では、山陽地区公立保育所整備事業など15事業を中心に審査を行いました。 委員会では、公立保育所看護師配置事業、成人健康診査事業、スマイルエイジングプロジェクト、地域生活支援拠点整備事業、特定空家等除去事業、空家等の適正管理の補助事業、証明書コンビニ交付事業、子育て総合支援センター管理運営事業、健康マイレージ事業の9事業について、事業概要や主な質疑について報告がありました。 このうち、子育て総合支援センター管理運営事業について、この事業は重点施策である子育て世代から選ばれるまち推進プロジェクトの子育て支援の充実に該当する事業であり、来館者は平成31年1月末時点では、平成30年度の目標5,800人を大きく上回り、1万8,500人となっています。 校区別の来館者は、高千帆校区では38%、厚狭校区では17%、小野田校区12.8%、高泊校区9.8%となっております。本山や津布田からの来館者は少ないとのことでした。市外での利用者数は1,500人となっております。 委員会での主な質疑といたしまして、「本山や津布田からの来館者が少ない理由は」との問いに、執行部は「交通事情も含め遠い所からの来館者が少ないと考えている」との答弁があり、「遠い市外から1,500人も来館しているのはなぜか」との問いに、「センターに近い宇部市の方が来ていると考えている」との答弁があったところであります。 次に、健康マイレージ事業について、まず概要として、これは県が実施しているやまぐち健康マイレージ事業に市としても取り組むものであり、参加者がチャレンジシートを入手し、健診や各種健康づくりなどの活動を実施してポイントをため、35ポイント以上で特典カードと交換をいたしましてサービスが受けられるものであります。平成31年度は、対象を18歳以上の在勤・在学から小学生以上に広げ、特典カード以外にも市の独自インセンティブとして、先着者への参加賞、抽選で健康グッズが当たるなど追加をしております。現在の実績は、特典カードの交付数が308部とのことでした。 分科会での質疑の中で明らかになった事項といたしまして、市では健康マイレージは健康づくりを進めていく上で非常に重要な事業であると捉えており、他課とも一緒にスポーツ振興も絡めてどのような形にすればスポーツや健康づくりのきっかけになるのか協議している。できれば平成32年度に形としていきたいと考えているとのことでありました。 委員会での主な質疑として、「平成31年度の議論をしているのに平成32年とはどうなのか」との問いに、「独自性を出すべきではないかと委員会として指摘しており、スポーツや健康づくりのきっかけということで、本来であれば平成31年度にできればよいが現実にはなかなか難しいということから、できれば平成32年度に形にしていきたいという答弁があった」との答弁がありました。 次に、産業建設分科会では、小規模土木など12事業を中心に審査を行いました。 委員会では、街路灯修繕事業、用途地域見直し事業、駅舎バリアフリー化整備事業、県営経営体育成基盤整備事業(郡・川東地区)、そして農地利用最適化推進事業、竜王山公園オートキャンプ場改修事業、バス活性化システム整備事業の7事業について事業概要や主な質疑について報告がありました。 このうち竜王山公園オートキャンプ場改修事業は、キャンプ場内の2つの施設の改修事業であり、1つは龍の形をしたローラー滑り台が設置後20年を経過し、老朽化が著しく、ステンレスローラー約300本、軸受、ボルトなどの部品の交換と着地部分のマットを取りかえる予定であります。工事費は259万6,000円、財源はふるさと支援基金の250万円、一般財源9万6,000円となっています。通常の修理費では足りないため今回予算要求となったもので、整備には3カ月程度かかる見込みであったため夏休みには間に合わないということであります。 もう一つは、オートキャンプ場内の高圧受変電設備の更新で、こちらも設置後20年を経過し、老朽化の兆候が見られ、感電や火災等の事故の危険性が高くなっているとのことでした。工事費は2,051万5,000円で、財源は地方債で1,530万円、一般財源は521万5,000円となっています。 委員会での主な質疑といたしまして、「この公園は土日も非常に利用者が多いが、ほかの遊具の点検も行っているので、その状況はどうだったのか」との問いに、「ほかの遊具についての言及はなかったが、施設全般をしっかり点検をしていく説明があった」との答弁があったところであります。 次に、バス活性化システム整備事業について、その概要は、市内を運行するバス事業者3社が実施をいたしますバスロケーションシステムの整備に対し、補助金を交付し、バスの利便性向上を図ることにより、利用促進につなげるものであります。 バスロケーションシステムとは、バスの運行状態をリアルタイムで利用者に、自分が乗りたいバスが今どこを走っているのかをスマホで検索でき、バス停等に表示装置を設置することであり、スマホなしでも運行状況を知らせることが可能であります。その整備は、国が方針として掲げた路線バスにおける生産性向上の取り組みの一環であり、実質、県と関連市町との協調補助事業であります。 事業対象は船木鉄道で、負担割合は国が3分の1、県が10分の1、市が10分の1であり、船木鉄道からの聞き取りにより市負担分の50万円を補助するもので、補助金50万円の根拠は、総事業費が1,000万円以下と聞いており、その10分の1の100万円を、山陽小野田市、宇部市、美祢市で運行距離を勘案した結果によるものであります。市内のバス停は約200カ所あるが、表示装置の設置は、船木鉄道によると1カ所から3カ所程度のことであるということでありました。 委員会での主な質疑といたしまして、「バスロケーションシステムが実際に機能するのか」との問いに、「国の指針で幾らかでも利便性等から利用者がふえるのではないかという事業と捉える」との答弁がありました。 次に、理科大分科会では、山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部校舎整備事業と運営費交付金事業の2事業を中心に審査を行い、委員会では、この事業について事業概要や主な質疑について報告がありました。 各分科会長の報告と質疑を終え、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号平成30年度山陽小野田一般会計補正予算(第10回)について報告をいたします。 今回の補正は、退職に伴う人件費の補正であり、歳入歳出それぞれ2,208万5,000円を増額し、予算総額を299億7,361万8,000円とするものであります。 また、埴生地区複合施設整備事業については、本年度事業の年度内完了が困難となったため、次年度へ繰り越すための繰越明許費を補正するものであります。 歳入では、財政調整基金繰入金を2,168万8,000円の増額で、補正後の財政調整基金の残高は40億5,746万4,000円となります。 また、総務費雑入39万7,000円の増額は、退職者のうち水道局での勤務期間のある者の退職手当について、その期間分を負担してもらうものであります。 歳出では、総務費の職員手当等1,913万7,000円の増額は、市長部局の職員2名の退職によるものであります。 教育費の職員手当等は、294万8,000円の増額は、教育長の退職によるものであります。退職手当金額は、教育長の月額の給料掛ける在職月数掛ける0.25となっております。 繰越明許費の埴生地区複合施設整備事業3,895万8,000円については、機械設備工事について、3回の入札、1回の随意契約交渉の不調により、今年度事業の年度内完了が困難となったため、前払い金に当たる予算を平成31年度に繰り越すものであります。機械設備工事のおくれにより、平成32年3月の開設予定が4月以降となる可能性があり、現在、建築主体工事、電気設備工事もとまっているとのことでありました。 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号平成31年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)について報告をいたします。 今回の補正は、プレミアム付商品券事業を実施するため、歳入歳出それぞれ3億7,576万4,000円を増額し、予算総額を306億2,676万4,000円とするものであります。 歳入では、国庫補助金9,776万4,000円の増額で、その内訳はプレミアム付商品券事務費補助金2,826万4,000円、プレミアム付商品券事業費補助金6,950万円となっており、これは国の消費税率引き上げに対応した対策のうちの1つであります。また、雑入2億7,800万円の増額は、購入代金を市として歳入するもので、購入対象者は2019年度住民税非課税者と2019年6月1日時点で3歳未満の子が属する世帯の世帯主で、想定対象者は1万3,900人、2万円で2万5,000円のプレミアム付商品券を購入することとなります。 歳出では、職員手当等203万6,000円、共済費88万円、賃金509万4,000円、需用費647万円、役務費478万4,000円、委託料600万円、使用料及び賃借料300万円をそれぞれ増額をいたします。 負担金、補助及び交付金3億4,750万円の増額は、使用されたプレミアム付商品券の換金の額とのことでありました。 質疑を終え、討論では、「消費税増税を前提とした事業であるため反対する」との討論があり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 以上で、一般会計報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いをいたします。(矢田松夫君降壇) ○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第12号平成31年度山陽小野田一般会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第12号平成31年度山陽小野田一般会計予算について、反対討論を行います。 一般会計予算について、私は一般質問の際に市民の暮らしを応援する予算となっていないと言いました。かつて介護保険制度が導入された際に、旧小野田市は介護サービス利用者に対して一般会計からサービス利用に助成をしておりました。今や介護保険制度の改編のたびに介護サービスの利用が制限されていき、要介護認定を厳しくしてしまい、介護保険制度のサービスを利用したくても利用できない、保険あって介護なしと、こういう状況となっています。このような状況は早くからわかっており、市はもっとお年寄りに寄り添った予算をつけるべきでした。 次に、子育て支援についてです。周辺自治体が子供の医療費助成に熱心に取り組みを始め、私も紹介をしてきた幾つもの先進地では真剣に子育て支援策を模索し、実施のために大きな予算をつけていきました。その成果ははっきりと、子育て世代が移住先として選び、人口増へと向かっております。市は子育て世代から選ばれるまちを標榜しながら子育て世代が期待する予算の配分と施策展開ができていません。 子育てに関連して、教育委員会は、これまで全校に配置してきた学校司書を一部兼務として全校配置をやめることを提案しております。学校司書の役割は単なる図書係ではなく、子供の学びを支援し、教師の資料集めの支援や、最近は第2の保健室と呼ばれるような子供の救いの場として機能しております。市教委は、司書の減員について様子見と言っておりますが、一度後退した予算はなかなか復活するものではありません。 公共交通の見直しについては、厚狭地区で始まったデマンド交通、これは小野田の南の地域でも多くの人から期待をされております。厚狭地区から出合地区に若干運行地域が広がっただけにとどまっております。しかしながら、山口東京理科大学に学生がふえている中で、大学と市内主要部へ厚狭駅を直接結ぶ便数が少なく、学生からも不便な公共交通と言われております。この点での抜本的な改善が必要であります。 次に、市内の商店街の衰退が広まる中で新たな起業者を引きつける魅力的な起業支援が必要です。商店街の振興につながる施策が十分ではありません。起業しようとする事業者への支援として店舗リフォーム事業の創設が必要です。 私は、一般質問の冒頭で片仮名語が多いことを指摘し、このことが市民が歓迎する具体的施策に乏しいことの裏返しとなって明らかになってまいりました。その1つが、ハロウィンイベントです。もともとハロウィンはヨーロッパ発の、日本で言うところのお盆のようなおごそかな行事であったものが、アメリカに渡り、子供たちの仮装イベントに変わりました。これがさらに日本に伝来すると、もともとのおごそかなイメージから日本独特のコスプレで夜通し騒ぎ倒すものに変貌してまいりました。このようなものに山陽小野田市が予算1,000万円を投入する意義は何でしょうか。理解できません。 今、本市が取り組むべきは、人口減少が進む中で、文字どおりの子育て世代から選ばれるまちにふさわしい施策を展開すること。所得が低い市民に消費税増税を押しつけるのではなく、暮らしに目を向けた支援策を構築することであります。 具体的に取り組むべき課題として、1、介護保険利用料と保険料の減免、2、子供の医療費助成を18歳まで広げること、3、子供の教育に係る負担を減らすこと、4、デマンド交通の運行範囲の拡大、5、小規模土木工事の住民負担を2割に戻すこと、6、青果市場の取り扱いをふやすために市内大手業者に青果市場の利用を勧めるために市長が先頭を切って頑張っていくこと、7、車椅子で歩けるまちづくりの条例を制定し、市民の安全な運行を保障することなどです。 細かくは、さきに提出した予算要求紙に真剣に向き合うよう求め、議案第12号一般会計予算への反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより、議案第12号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第46号平成30年度山陽小野田一般会計補正予算(第10回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第46号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第47号平成31年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第47号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第8閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第8、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、平成31年第1回3月山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。────────────午後2時26分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成31年3月25日   議  長   小 野   泰   署名議員   松 尾 数 則   署名議員   宮 本 政 志...